日本での餃子の文献から「福包(福づつみ)」

日本で餃子を初めて食べた日本人は水戸光圀と言われています。
光圀により日本に亡命していた明の儒学者、朱舜水を江戸に招へいし、水戸藩に漢籍文化を学ばせたようです。
そのなかで餃子をはじめとする中国料理の食文化がもたらされたのでしょう。

1707年(宝永4)に水戸潘が刊行した『朱舜水氏談綺』では、光圀へ1689(元禄2)年に「福包」と呼ばれた、鴨肉を使った餃子が献上されています。
江戸幕府将軍、五代徳川綱吉のころのことです。

先般、あるテレビで、「ラーメンを始めてたべたのも水戸光圀」に待った!がかかったという報道がありました。
なんでも、室町時代にラーメンがつくられていた文献が存在したとのこと。
考古学も同様に、遺跡などからたった一つの発掘品でも、今までの定説が覆ることは多々あります。
今のところ、餃子には新しい文献などはないようです。